閉会期間の準備

2008年5月19日 (月) ─

 サポーターの獲得活動が佳境に入ってきた。

 民主党に追い風が吹くとは言え、個人の財布から党費やサポーター費を払っていただくのは容易ではない。地元活動の一環としミニ集会を繰り返しているが、支持のお願いをさらに踏み込んでとなると相当にしんどい。それでも、事務所の面々は一生懸命に走り回っている。

 一方、週末の地元活動は選挙の空気もなにやら遠ざかった感ありで定常状態に入る。朝から、各種会合やあいさつ回りに支持者集会。土日ともに、夜までしゃべりっぱなしで山口2区補選で嗄れた声が元に戻らない。

 選挙の空気は永田町では感じないのだが、やはり世間では「もう、解散しかないやろ」の声はもっぱら。

 なぜ、解散させんのや!とのお叱りまでいただくことも多々。しかし解散権は総理にあり、伝家の宝刀、簡単には抜くことはない。ましてや支持率低下の中、「今解散したら惨敗必至」と与党の議員が口をそろえて言う状況でまぁ、ありえないというのが衆目の一致した見解だ。

 だから、僕自身は、解散は先に「総理の辞任」という話が出てからの次のステップだと思っている。

 総理の辞任が現実となれば、新総理による即時解散は間違いないだろう。一方、与党内から「総理辞任」すべしの圧力が高まったときも福田総理によって、「死なばもろとも、ならば解散!」の破れかぶれ解散という選択肢も出てくる可能性がある。したがって、永田町で「総理辞任」の空気が出ない限り解散は簡単にはないと思う。

 そんなこんなで、実は解散が遠ざかる可能性もある中での地元活動の計画をどうするか、が頭の悩ませどころでもある。

 9月末の臨時国会まで、100日。下手すりゃ与党内での道路財源の一般財源化や消費税引き上げを含む税制議論が煮詰まるまで国会を開かないとして11月まで開会を引っ張られたら、なんと150日間の閉会期間となる。さすがに、これは長い。何を目標に活動すべきか、よーく考えなければならない。

 二年前の100日閉会のときは、入念に活動計画を立てたのだがそれ以上に長期となるとよほどメリハリの効いたものにしないとだらけてしまう。

 先走って選挙の準備というわけではないが、5月1日をもって、新たに事務所の増床をした。現在のビルの6階事務所に加えて5階フロアが加わった。念願の、「不易塾」の教室設置である。現在、レイアウトや備品の計画中であるが6月中旬にはお披露目をしたいと思っている。

 塾長兼師範はもちろん僕だが、師範代にはチューが就くことになっている。その他講師陣も内外から広く集めてくるつもりだ。残念ながら、まぶち事務所から講師陣に就けるのはチューだけ。公設第一第二のスギもイケもまだまだ見習い。

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