長妻代議士とのホットセッション

2006年4月18日 (火) ─

 長妻代議士をゲストにお迎えしてのシビックミーティング。商工会議所大ホールは席が足らないほどの大盛況。さすが、知名度抜群の長妻さんだ。

 長妻代議士とは、同学年。議員としては1期先輩ではあるが、同世代の親近感というのは強い。加えて、控えめで決して派手ではないが着実に歩を進めるスタイルも何かしら、自分に近いものを感じていた。

 2000年の選挙に挑戦した仲間であるが、一足先に議員になられ、その舌鋒鋭い追求ぶり浪人中にも感心して見ていた。

 そんな長妻さんと直接関わるようになったのは、昨年の総選挙後の郵政民営化対案作りの中で、一緒に答弁に立っていただいたのが最初だった。

 原口さんと二人で理事をしながら対案作りを行っていたのだが、答弁者をどうするかというときに、一も二もなく長妻さんの名前が挙がった。早速お願いすると、快く引き受けてくれた。

 そして、与党の質問には激しく切り返しておられた。さすがだなぁ、と見ていたいのだがそれが耐震偽装問題の時には四六時中ご一緒するようになり、すっかり意気投合である。

 今回は無理を言って奈良までお越しいただいたのだが、事前の準備など不要なぐらい、長妻さんとの掛け合いによるパネルディスカッションは盛り上がった。

 自ら黒板に、図を書いて説明しだしたりと、長妻流の庶民感覚でわかりやすく今回の耐震偽装問題や政官業の癒着の構図を説明していただいた。こちらも、ドンドン突っ込んで、ホットな展開。長妻さんからも、「まぶっちゃん、キャスターに向いてんじゃない!?」などと持ち上げられ(?)ながらも、会場の皆さんの反応を感じながら、引き出す。

 二人でよく話すのだけれど、耐震偽装の時は問題が発覚したらすぐに参考人招致を求めて一般質疑を行って大臣の所信を質し、さらに新たな事実が発覚すればまた、参考人招致を行っていくという形で、マスコミの先を行く展開を国会が主導できた。

 まさに、「長妻モデル」と呼べるような委員会の組み立てと世論の喚起の方法ではなかったか。

 長妻さんに、「長妻モデルをひとつの成功例として党内にも打ち出していきましょうよ!」、と向けるのだが、「いやぁー。」と照れる長妻さんなのだ。

 2時間はあっという間に過ぎて、会場から万雷の拍手で見送られながら大阪空港から帰京された。

 盟友長島と長妻さんは、偶然にも慶応の同期生だった。不思議によき仲間がつながっていく。

長妻代議士とのホットセッション