逸(はや)るマスコミと常幹報告

2007年2月18日 (日) ─

 県連の常任幹事会で、来る24日の県連大会への上程事項を決議する。

 県連代表の選挙による選出や、大会構成要件など県連規約の全面改訂を行う。これは昨年の県連会長就任時に宣言した、「開かれた県連運営」を行ううえでの一里塚となる。大事な審議事項だ。

 しかし、マスコミの注目するところは県知事選の対応一点。

 2月4日の常任幹事会で、党内からの候補者擁立も含めて今までと「違った角度」から候補者の擁立に向けて努力することが確認された。そして、具体的な名前の挙がった方々に対しての立候補要請作業を今日まで行ってきた。しかし、二週間経った現時点で、名前の挙がった方すべてから立候補の決断を得るに至らなかった事態を報告する。

 しかし、一部マスコミから「擁立断念」の報道が未明より流れた。とりわけ四大紙の一つから全国版に報道されたため、なんと常任幹事会会場には、マスコミが大挙押し寄せる。テレビカメラも数台入り、なんだか大仰な話になった。

 しかし、繰り返すが県連執行部はいずれも一言も「知事選候補者擁立断念」とは語っていない。そして、今日の常任幹事会でも私の報告を受けて常任幹事からは一様に名前のあがった中で本人にもその想いがある、一人に絞って要請作業を行うことが確認された。

 そして、その作業はこの二週間当たってきた私だけでなく、県連幹部が新たに加わることになった。党本部、県連挙げて要請作業が行われることが確認された。

 記者会見ではそのことをお伝えし、今日、現時点での「一部マスコミ報道は誤報」と明確に伝えた。

 いつも思うが、なぜ取材もしないで書くのだろう。

 私自身の国会の質疑でも、必ず「直アタリ」をして確認して質疑をするのだが、一部マスコミ報道はまったく「直接」取材することなく周辺に聞いて書いている。いわゆる「抜く」、ことばかりに懸命になる。

 これでは信用を失っても仕方がないのではないか。現時点、県連幹部が要請作業に取り組む。

逸(はや)るマスコミと常幹報告