越年国会の終局

2008年1月11日 (金) ─

 越年国会の最後の山場となると思われた、テロ特新法も午前中に参院で否決されて午後からの衆院本会議でアッサリ再可決。所要時間は記名式投票ということで一時間。討論も各党から行われたが、なんとなくもはや対決の空気はない。再議決は昨年から織り込み済みということか。

 与党の議員が、エレベータで僕がいるのを気づかずか、「まぁ、普段も3分の2で採決やってるんだから、特別のことではないわな。」と記者さんに話している。「そのうちに、再可決の連発でも別に普通に感じるようになるよ。」と笑ってた。やっぱり、そう思ってる人もいるんだな。

 一方、僕らも頭の中は「通常国会に向けて」に切り替えていかねばならない。

 予算委員会のメンバーの打合せも今週行われた。各委員からの質問予定の項目を確認しながら、予算委の組み立てを岡田、前原両理事から説明を受ける。党本部からの予算委での政策テーマについてもある程度方向性が示されるそうだ。

 いつも、個人技に頼ってる感じの予算委なのである程度方針が示されるのはいいことだが、ちゃんと分担しなければ何にもならない。

 一人当たり、平均で3時間半の質疑の機会があるので1回当たり1時間強の3回分の質問をいつでもできるように準備しておかねばならない。来週からは、予算委の準備に没頭することになる。

 昨日は、朝イチの大阪府知事選挙の出発式に行ってきた。接戦とも伝えられるが、なんせ長丁場なので日に日に情勢が変わっていく可能性もあり、予断を許さない。選挙応援の仕事も入ってきそうだ。

 年明けの越年国会は委員会こそなかったが、深夜に及ぶ対談や政府案への対案となる独法改革案の作成や、大阪府知事選挙、予算委準備とめまぐるしい一週間となった。

 今週行われた地元の新年会にはほとんど出席できなかったけど、国会が開かれているということで、お許しをいただいた。

 この週末の3日間は、地元で活動できる。しっかりがんばろう。

越年国会の終局