解散後の日々

2005年8月12日 (金) ─

 8月8日からの出せずに終わってしまった「不易塾日記」原稿が、フォルダーにたまっているのを気にしながらも、選挙準備が最優先と机に座る時間を持てずにいた。

 さすがに「発信力こそ政治家の命」と唱え、連日メルマガを出し続けてきたのに、肝心の時に滞っているのは心苦しい。

 読者の皆さん、申し訳ありませんでした。

 さて、解散を受けて地元で選挙準備である。

 衆議院解散を受けて、議員の身分を失っているのでいわゆる「議員特権」も消失した。

 国会議員に配布される無料のJRパスも、私鉄パスも無効となった。会館の事務所も、公示以降は入れないらしい。何かと不便になってしまうが仕方あるまい。

 まぁ、選挙終わるまで東京に行くことないんで、別に関係はないが。

 しかし、実は一番驚いたのは、衆院解散を宣する本会議場に入るときは、通路の衛視の方々は敬礼をされていたのだが、解散を宣されてから本会議場を出てくる、「前」議員には敬礼がない!。

 別に敬礼しないことをとやかく言っているのではなく、この極めてシステマティックに、「議員」という身分に対して働く姿に、かすかな感動すら覚えた。

 国会ってやっぱり、面白いところだなぁ...。

 各地の造反議員の選挙区に、小泉総理の送り込む「刺客」が誰なのか?!、でドラマ仕立てにニュースも取りあげる。しかし、こういうので政治の趨勢を作り上げようとするのは、どうかな?。

 ちっとも、まともな論争のぶつかりあいにならないのを残念に思う。

 ちなみにこの奈良1区も、前市長の鍵田さんが自民党に復党願いと公認申請を出したということで、「刺客」となるのか?!。有権者には、冷静な良識をもった判断をしていただくしかない。

 選挙事務所は、今日、明日と内装を片付けて、ちょっとづつ形になっていく。「事務所」の体裁で、選挙するのではないので、とにかくお金を掛けないつもりである。

 前回も、みんなに廃材を持ち寄ってもらって、「お化け屋敷」を作った。今回も、多少それに色づけできればと、いうところである。

 選挙は、「政治家のメッセージ」で行うものなのである。

解散後の日々