補正予算審議基本的質疑のトリ

2009年5月8日 (金) ─

 補正予算審議、基本的質疑の二日目。筒井信隆、細野豪志の両代議士そして僕。

 昨晩も質疑構成の再々検討から、論点の再確認、言い回しのチェックなど遅くまでやって、いざ本番。もうさんざん予算委員会の質疑に立ってきたが、いつも緊張感は変らない。

 とにかく、全力疾走が僕の信条。午後2時半の質疑開始と同時に、ゆっくりとアクセルを踏んでいく。ハンドルは、軽く添えるよう握って目標に向けて走り出す。

 まだまだ。フルスロットルには、早い。自分に言い聞かせながら、心を空しくせよと再度自分自身に語る。・・・次第に与党席からの野次が聴覚から遠ざかっていく。

 53分間の疾走は、それなりに心地よいものであった。緊張感みなぎる第一委員室で、疾走による「風」を感じることができた。

 もちろん、足りない部分があることは重々承知ながらも、全力で走り抜けた。質疑を終えた後の、応援に来てくれた同僚議員からのねぎらいの言葉に安堵する。

 準備に時間をかけすぎだ、との批判を受けたことがあった。かえって、間延びしてしまって結果に結びつかないのではないかと言われたこともあった。

 それでも僕は、丁寧にコツコツと積み上げていくことを選び、続けている。それしかできないのかもしれない。とてつもなく不器用なのは、自分で一番わかっている。

 だから、いつも僕は徹底的に詰める。考えられうる、最大の努力をする。

 でも、さすがに・・・疲れがドット出てきた。新幹線の中で、このまま朝まで、眠り続けたい。

補正予算審議基本的質疑のトリ