行革対案提出

2006年4月13日 (木) ─

 政府提出の行革推進法に対抗して民主党の対案として「国民がゆとりと豊かさを実感しながら安心して暮らせる安全な社会を構築できる効率的で信頼される政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案」を、提出した。

 ウーン、長い!。

 まぁ、政府案も「簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案」なのだがな。

 しかし、中身は大きく違う。

 基本的に与党案にはまったくない「地方分権」の思想が根底に流れており、徹底的な地方への権限委譲により新たな効率的で信頼される政府の構築、すなわち「国のかたち」が描かれている。

 分権思想の理念がわが党の法案の最大のポイントだが、マスコミ的にはあまり取り上げてもらえないかもしれない。今までも、分権って喰いつき悪くて、メディア的においしくないのかな。それよりも、庶民の財布を直撃する「無駄遣い」の徹底追及的な指摘のほうがいいんだろーな。

 さて、事務総長に9時半に提出。松本政調会長から、「事務局長、先頭で提出して!」と促され、多数のテレビカメラの前で提出。

 いきなり、どう振舞ってよいかわからずただただ事務総長に渡してしまう。こういう時って「口上」あるんだよな、きっと。なんとも、「簡素な」提出場面になってしまった。アチャー!、他の提出者の皆さん、ゴメンナサイ。

 ちなみに提出者は、松本剛明政調会長、枝野幸男行革PT副座長、渡辺周公務員制度調査会会長、武正公一独法改革チーム座長、大串博志政府系金融改革検討会事務局長、そして行革PT事務局長の私。

 これで、今後委員会では提出者として、答弁に立つことになる。

 さぁ、質問の機会はもはやないかもしれないが、答弁の準備はせねばなるまい。

 また、気持ちを切り替えて答弁準備だ。

行革対案提出