藤野から相模湖畔へ

2006年10月17日 (火) ─

 神奈川の候補者のアグレッシブさに何とか応えたいと、山梨県境から相模湖畔への応援に入る。

 街宣車からの発信と車を飛び降りての訴えは胸を打つ。そんな熱き戦いと、橋から釣り糸を垂れているおじさんのコントラストは何とも微妙だ。

 世間は、当たり前だがマイペースならぬアワーペースで進んでいる。とにかく、メッセージの発信に精神を集中させる。この補選での戦いが、そのまま統一地方選と参院選に直結する。言い換えれば、解散総選挙につながるのである。

 ここでの国民の感覚をつかめない政治家が次の総選挙で勝ちあがれるわけがない!、とばかりに神経を研ぎ澄ましてマイクを握る。候補者と演説のコラボレーションにささやかな喜びを感じながら...。

 山梨に連なる藤野の町と、相模湖畔の夕暮れは息が詰まるほどに美しい。こんな地方を残したいし、大事にしたい。

 夜には、蓮舫(敬称略)が個人演説会に訪れるようで、露払いで呼び込みを兼ねる。

 神奈川と大阪での、それこそ鬼神のような圧倒的な働きが今、求められている。民主党全員が、指先まで力が入った戦いが必要だ。

 朝の地元での街頭演説での直感で(何でや!?)、地元事務所は閉じて全員大阪9区に入ること、国会事務所は神奈川16区に入ることを決めた。それもスタッフ全員、泊り込みだ!。お泊り用意にいったん帰ってもらって、全員選挙区へ向かった。県連も同様に、全議員、全幹事に応援の再度要請を発した。

 周りから「オヤジは何してる?」、と聞かれる前にこっちは5泊分の着替えを持って飛び出してる。本日は厚木泊まり。今週は一日も宿舎や家には帰らない。

 まだまだ燃え尽きてはならないが、それをも辞さずでがんばる姿勢を示し続けなければならない。

 しばらく、神奈川泊まりをして大阪でフィナーレを迎える。新聞報道による、予調など気にしていられない。

藤野から相模湖畔へ