第一ラウンド開始

2008年1月28日 (月) ─

 補正予算の審議が始まった。基本的質疑、テレビ入りの初日は菅代表代行、松本前政調会長、細野代議士の三人がバッターに。

 与党からの「つなぎ法案」提出をけん制しながら、道路特定財源の問題にそれぞれ切り込んでいく。

 与党は3月末に切れる暫定税率の延長を議員立法で実現しようとしている。補正予算、本予算共にこれから審議というときに先送りを図るのは常軌を逸していると厳しく野党から非難されているしろものだ。とりわけ細野代議士から「財政法16条に抵触するのではないか」との指摘は、総理と財務大臣を立ち往生させた。「予算」構成要素にある「歳入歳出」に暫定税率そのものが該当するのではないかと詰め寄った。

 法解釈そのものはまた違った議論があるかもしれないが、「つなぎ法案」は少なくとも総理が年初に「行わない」と明言してきた「奇策」であることは間違いない。まだまだ紆余曲折があるかも。

 緊張感が否応なしに高まる。出番はまだ先のようだが、攻撃型布陣の一角を崩さぬようにしなければ。

 そして、一方で国民不在の政局とならないように知恵を絞る。

 今日はパネル持ちで松本、細野両代議士の質問のときに質疑席に座ったが、携帯メールに同僚議員から「福田総理にニラミ効かすためっすか?」との質問が入っていた。

第一ラウンド開始