画になる質疑

2009年5月1日 (金) ─

 予算委員会質疑の準備をしつつ、来客や取材が続く。基本的に質疑前は取材お断りだけど、前といっても間に休みが入るので一週間も先になるもんだから若干緊張感が緩んでて、イイっすかー?と入ってこられると、ドーゾドーゾとなってしまう。

 しかし、ネタばれしないように、質疑の中身は明かさない。もちろん、何か隠し玉があるわけでもないので、基本的には補正予算のムダはないか、とキッチリ詰めていきたいと伝える。

 事前に画(え)撮れるとこないっすかねぇ、とテレビ記者さんからは要求されるんだけど、うーん難しいねぇ。おもしろいの見つけたら連絡するよ、と僕。

 国会質疑は確かに政策論だけではなく、視聴者に直接インパクトもって伝わる事柄が求められる部分も多い。

 特に予算委員会は、その注目度の高さからテレビニュース的にも追っかけないわけにいかず、即時性をもってその日の夕、夜ニュースに出すには素材画像が事前に欲しいところ。ムダ遣いで、こんなの買ってました!とか、こんなもの造ってました!などの類(たぐい)はわかりやすいもんね。逆に、制度論なんてまったく画にならないから、ほとんど取り上げてもらえない典型だ。実は、こちらの方が大事な場合も多いのにテレビ報道というのは仕方ないのかもしれない。

 午後からは、選挙に向けての大事な会議。ひょっとしたら衆院選と奈良市長選、市議選のトリプル選挙になるかもしれないし。連休明けのタイミングで、解散時期が見えてくるか。

 連休は会館で質疑準備ということだが、この週末だけ地元に帰る。国会スタッフたちは、週末ゆっくり休みを取ってくれ。

 月曜からは予算準備で勝負だ。

画になる質疑