東からの風を西の果てまで

2009年7月20日 (月) ─

 内閣不信任案が淡々と否決された後に総理への批判が噴出し、総会か懇談会かともめている様を見ると、統治不能となった組織の最後の姿かと、少し残念な気持ちになる。

 巨象がそれこそ、ぐらっと傾いてズドーンと倒れる瞬間を見る思いだ。

 しかし、浮かれていてはいられない。必死に、最後の最後まで戦いぬく気合を持続させる努力が求められる。

 先週末は、鹿児島。一瞬地元の奈良に戻って、昨日から福岡。自民党古賀誠選対委員長の地元である福岡7区、野田国義総支部長の応援、そして同僚の楠田大蔵代議士の応援と続く。

 鹿児島2区の打越明司総支部長が、「政権交代の風は東から吹いている。西の果てまで吹かさなければならない!」と強く訴えていたが、都市部と西日本が鍵となるだろう。奈良の議員として、西日本はカバーする意気込みでがんばる。

 そして今夕福岡から上京し、明日の解散を迎える。

 解散総選挙に向けて、ヒロコはすでに一昨日に上京して宿舎の片付けや会館の整理を始めている。

 一ヶ月半近く空けてしまう宿舎や会館、選挙で万が一のことがあればすぐに引き払わなければならない。必ず勝つ!との想いは当然だが、一方でケジメとして解散前に身辺の整理だけはしておくのが侍の心得。

 明日の解散本会議後には、会館に奉ってある氏神様に所属のスタッフやインターンたちも全員集合して参拝し、水杯(みずさかずき)を交わす。

 戦(いくさ)に、向かう。

東からの風を西の果てまで