村人たち

2011年9月23日 (金) ─

 「原子力村」の人々は、しばらくおとなしくして、ほとぼりさえ冷めれば間違いなく今までと同様、いやそれ以上に復権できると信じているようだ。残念ながら、着々と、いやひたひたとその準備に入っているさまが随所で見て取れる。

 先日、とあるところで出会った「村人」は、自信ありげに、また余裕で、「しばらくジッとしてればまた、ヤれますよ!、2~3年ですよ!」と声高らかに言い放っていた。

 福島のこの惨禍が記憶に刻まれているこのときに、明らかにしなければならないことが山ほどある。年内に「冷温停止」達成とは、何をもって言うのか、国民の前に示していかなければならない。

 国営放送の特集番組「被災地のど自慢」を見ながら、目頭を押さえ続ける。

村人たち