明日のジョー

2005年10月21日 (金) ─

 安岡正泰先生の勉強会。昭和の政財界の精神的支柱としてリーダーの啓発・教化に努めた東洋思想の大家、安岡正篤先生のご子息である正泰先生に教えをいただく勉強会で、そうかれこれ二年になる。

 ここでは同門の門下生として細野代議士もおられる。久しぶりに同席。

 主催者で、これも十数年来のお付き合いをさせていただいている縄文アソシエイツ主催の古田さんから、チョット最近の事情をということで、勉強会の冒頭に少々政界のお話を。

 細野代議士も役員室長としての立場を離れて、前原新体制を支える一人として近況を語る。

 参加者から、「来年9月の小泉総理退陣まで、どう闘うのか?。」との質問に、細野代議士は「明日のジョーのイメージです。」と言い放った。「倒れても、倒れても立ち上がって打ち返す、その姿勢を代表に示していただきたい。」と。

 三分の二を占める与党が、われわれがどんな法案や対案を示しても蹴散らしてくるのは当然だ。しかし、そこでもひるまずに闘いを挑み続ける姿勢を国民に示していく。

 そう、これしかない。そして、側近中の側近、役員室長の細野代議士からこの言葉が出てくるのは本当に安心だ。前原代表が、間違っても裸の王様になることはない。

 闘う民主党、頑張りたい。

 しかし、私の年齢だと、「明日のジョー」のイメージは、力石徹とクロスカウンターで「相打ち」になるか、あるいは力石との再戦で「KO負け」するか、それとも最終回で、真っ白に「燃え尽きる」かのこの三つのシーンのイメージなんだけどなぁ...。

 この三つとも、ちょっとまずいよなぁ。

明日のジョー