方針転換なるか?

2008年10月23日 (木) ─

 第一秘書のスギちゃんが、腹の具合が...と調子悪そう。選挙準備で、ちょっと疲れたか?、と心配しているとヒロコから「アンタが毎日いるからよ。早く、国会行ってちょうだい!」の声に、思わず「俺のせい!?」。

 そうに決まってんじゃない!アタシだってヘトヘトよ!と取り付く島もない様子に黙る。こっちだって、国会会期中に片道4時間かけて地元戻ってんのはそれなりに大変なんだけど。

 国対方針の転換が図られそうだとの報道がある。月曜日に麻生総理の追加経済対策のメニューが発表されるがそのときに解散に言及するかどうかで、徹底抗戦への舵を切るか否かを決めるそうだ。

 いずれにしても、サクサクと与党提出の予算や法案審議を通過させて解散圧力を高めるという作戦は、一日でも長く総理を務めていたいと考ている人には通用しないということか。

 しかし、月曜日に決断ということは火曜日からのテロ特参院審議に影響を及ぼすこともありうる。テロ特で衆院はアッサリ終わったが急転直下参院で長引くことも考えられなくはない。

 筋の良し悪しを考えると、テロ特よりもさらなる公的資金注入を可能とする金融機能強化法案審議で、中身の見えない農林中金などを含めるとする金融救済措置にでたらめなことが隠されていないかを議論する方が良いような気がするのだけど。

 もうこうなったら民主党もあまり解散のことを言わずに、ひとつひとつ中身の議論を徹底的に行うことを求めるほうが、政権にとってはダメージが大きくなるような気がするのだけど、こう考えるのは僕だけだろうか。

 今日も、地元の会合を終えさらにドブ板を踏みながら国会事務所に質問準備のための資料要求を携帯で指示する。

 スギちゃんには悪いが、腹の調子も含めてすべて快調、絶好調である。

方針転換なるか?