新代表に求められること

2014年12月24日 (水) ─

 本日、特別国会が召集された。5期目の初登院を迎えることになる。

 また、本会議にて議長、副議長、首班指名選挙が行われる。来年の通常国会は1月26日と報じられているが、それに向けて国会も体制を整えスタートを切ることになる。

 5期目の決意は既に述べたところだが、一方で、海江田代表の辞任を受けて民主党では代表選挙が行われることになる。

 1月7日告示、18日投開票という日程が先の両院議員総会で正式に決定した。

 今回は9月の規約改正によって修正された、任期満了でない場合における党員・サポーターも含む選挙となる。候補者として名乗りを上げているのは、今のところ一名のみであるが、この特別国会中に候補者が概ね揃うだろう。

 自らのことを問われれば、与党時代の11年と野党転落後の12年の二回も出馬をしているので、当然その覚悟と準備はいつでもできている、と常に申し上げているところでもある。

 しかし、今回の代表選挙については来年の統一地方選勝利を目指して、党再生のラストチャンスだ。その意味で、自身も含めて全ての議員、地方議員、党員、サポーターが真剣に考えて取り組まなければならない代表選挙だと思っている。

 「政界再編」か「自主再建」か、の二項対立で争点を設定する向きがあるが、これも全く違う。この場面での代表は当然ながら党の再生を実行しながらバラバラの野党をまとめ上げていく度量と技量が求められる。

 寄せ集めを目指すのでもなければ、純血主義を貫くかのような
孤立を目指すのでもない。自民党とは異なる、目指すべき社会像を、大きな理念を、掲げて志を同じくする仲間と共にまとめあげていくという大事業を、新代表はなさねばならない。

新代表に求められること