戦い、終わって

2007年4月10日 (火) ─

 昨日は、一睡もせず朝立ちそしてスタッフの労いとミーティング。選挙のお礼のあいさつ回りと、かねてから予定していたミニ集会、さらに弔問と続いた。途中の車中も携帯でしゃべりっぱなし。激励やらお祝いやら、とにかく周辺の熱気はいまだ覚めやらず。

 いつどのように寝たのか、ほとんど記憶にない。さすがに、ドロドロの状態でふとんに倒れこんだ...。

 まどろみの中で、「ホーッ、ホッキキー」、とソプラノが響く。

 何だ、ウグイスか?それにしても、ずいぶんへたくそだな...夢の中なのか、ウグイスがアレッ、と首をかしげてる。

 おまえ、下手だなぁ、と笑うと、また、ホーッ、ホッキキーと鳴く。ちゃう、ちゃう、(違う違う)ホッケキョーや!と声を出そうとしたところで、口を開(あ)けるかわりにまぶたが開(あ)いた。

 朝だった。

 警報のようなけたたましい音で、目覚まし時計にたたき起こされることなく「目が覚めたら、朝」、なんてホントに久しぶりだ。

 矢田・黒谷国定公園のふもとに住んでいる。ウグイスが庭先に来て鳴いている。

 巣立ったばかりのウグイスは、まだ鳴き方が上手でない。これが、成長してだんだんと慣れてくると、「ホーッ、ホケキョー!、ケキョケキョケキョケキョ、ホーッーッ、ホケキョー!」と鳴けるようになる。まだ、しんまいのウグイスが寝室の近くの木立でさえずっていたようだ。

 あーっ、のどかなだな。田舎に暮らせることの幸せを感じる。ウグイスの鳴き声で目覚め、お寺(霊山寺)の鐘の音で夕暮れを知る。そこには、まったりとした時の流れと和やかな人々の暮らしが息づく。

 選挙で疲れた身体には、昨晩の夜桜見の酒は回った。集まった仲間から、「まぶっちゃん、よかったのぅ!」、「頑張ったな!」と労いと祝いの言葉を受け、自分の選挙よりもうれしい想いで、杯を酌み交わした。

 奈良の仲間との、こんなひと時があるから頑張れる。心地よい目覚めを与えてくれる、素晴らしい山里の緑と水があるから癒される。

 ヨシッと、着替えて国会に向かう準備をして出かける。京都から新幹線に乗り込む前に、奈良で朝立ちだ。

 自宅から駅まで、ヒロコに車で送ってもらう。気分良く車窓を眺めていると、元気ネェ...とヒロコがつぶやく。そして、「お父さん、10日だから。支払いだから。ちゃんと用意してね。」と続く。

 ノンビリ気分吹き飛んで、一気に現実に戻った。

戦い、終わって