情報提供の難しさ

2006年1月13日 (金) ─

 地元には帰らずに17日の証人喚問の準備に当てるつもりで昨晩遅くに宿舎に帰ってくると、連絡あり。急遽、「情報提供者に会えるかもしれない。」!。あわてて、熊本行きの準備をして朝を迎える。

 朝から、テレビ出演が複数入っている。党本部からは、「メディアに出れるだけ、出ろ!。」の指示。それで、とりあえず証人喚問当日の質問前の出演だけはお断りする方針で事務所が対応。テレビ出演のときに、「耐震強度偽装問題徹底究明サイト」の宣伝も行う。

 これは、昨日記者会見したものだが、政党初の公式ブログで「耐震強度偽装問題」を徹底究明するために情報提供なども含めて窓口を一本化するために設けたもので、国民の関心の高さを考えると情報収集量も期待できる。

 昼の番組を終えて、車に乗ったところで熊本行きはキャンセルに。一泊の出張の用意してたのに...、それに馬刺しが...、あっ、違うか!?。

 やはり、情報提供の難しさを物語っている。

 おまけに、もう一ヶ月も前の出来事であるが、この日記でも書いた出来事(2005年12月10日 まぶちすみおの不易塾日記 「不穏な周辺の動き」)を『突然の乱入者による「脅迫」』という記事に夕刊紙が書いたものだから、メディアがまたいっせいにそのことを取り上げる。

 こんなん見たら、誰も情報提供なんかしてくれるわけないな。しかし、怖いのも事実だしな、と一人納得。

 さて、それでもめげずに事務所は周りは議員がほとんどいない会館で、フル回転。

 平河クラブ(与党番)の記者さんがやってきて、「自民との先生が、馬淵はどんな情報持ってんだ!?、って気にしてましたよ。」と言う。「何も、ないよー。」と答えると、「馬淵事務所は、口堅いから、漏れてきませんって言っときました。」と記者さん。

 それでも、「ねっ、だから、チョット、教えてくださいヨ、先生。」と。

 今、馬淵事務所口堅いって言うたやないか...。

情報提供の難しさ