小沢新代表と新執行部

2006年4月9日 (日) ─

 代表選の後はバタバタで、やっと書く時間ができたところだ。

 代表選、一票を投じてきた。そ、それは魂の言葉を訴えた候補に投じたものである。

 本当に、演説を聞いて決めた。

 今回の代表選は同様の判断の国会議員は多かったのでないだろ
うか。
自分の周りでもかなりの数、そうだった。

 菅さん、小沢さん共に乾坤一擲の演説をされたと思う。

 ある人から、演説だけで選ぶなんて不謹慎だ、とお叱りもいただいたが私はそうは思っていない。大前提として、当然にお二人の国家観や政策も理解しているつもりである。その上で、この難局にどのような想いで臨まれるのかを演説によって知ることが一番であると思っていた。

 政治家は言葉が命である。政治家の言葉は世の中を動かす。歴史を動かした数々の名演説が今も政治史に燦然と輝いている。政治家が政治家を選ぶときに、15分間であろうと、その言葉の持つ力を最大限に感じ取り、受け止めなければならないと思う。

 かくして、結果は119対72。小沢新代表の誕生の瞬間だった。

 結果が出れば、ノーサイド。両者の健闘をたたえて、一丸となってがんばる以外にない。

 奈良から駆けつけてきていた、某新聞社の記者さんや多くのマスコミから、「どちらの候補に投票されましたか?」と問われた。答えられません。信念に基づいて、魂の言葉を発したと思った候補に1票を投じました。

 さて、明けて土曜日。新執行部が発表される。全員再任。留任!?本当に驚く。イヤー、サプライズだよなぁ。

 さすがやるなぁ、やはり大したもんだ。ここで、全員留任は予想の中になかったのは各メディアの報道を見ても明らかだ。

 これで挙党一致体制はゆるぎない。よし、がんばるぞ!と奈良の地元を離れて千葉の補欠選挙の応援に駆けつける。

 女性議員ばかりの中に、男は一人。何だか、照れるが新制民主党の明日を占う補選も全力で行く。

小沢新代表と新執行部