大連訪問(その1)

2006年9月18日 (月) ─

 PCがぶっ壊れてる間、実にさまざまな出来事があったとお伝えしたが、ひとつは中国、大連に行ってきた。

 閉会中のよくある視察は、議員団を組んでの公務での視察というものだが、今回は違った。6月、閉会のご挨拶に久しぶりに東京でさまざまな企業の経営者を訪ねているときに、最新のビジネストレンドを伺っていると聞きなれない言葉を耳にした。

 いわく、BPOとかBPTS。

 「何ですか?、それ?」と聞くと、「とにかく、現地行って見てみない?」とのご提言。「わかりました!」とお返事したのが、今回の大連訪問へとなったのである。

 BPO、BPTSとは、ビジネス・プロセス・アウトソーシング、あるいはビジネス・プロセス・トランスファリング・システムの略。こう書いても何のことかさっぱりわからない。

 そ、私もわからない。

 と、いうわけで、今回は議員は私一人で赤いパスポートで関空から大連へと向かったのである。

 公務で視察などに向かう場合は公用パスポートを使う。これは緑色。その場合は相手国との公式行事が組まれており、公務日程も院へ届けなければならない。しかし、今回は一私人として閉会中に出かけるので届出の必要なしというわけで、気楽に出かけた。無論、お誘いいただいた「信頼できる経営者」の方とは現地で落ち合う。

 大連に何があるのか!?、よくわからないままにまずは、百聞は一見にしかず!、の精神からの、今閉会中の初の海外視察に出かけたのであった。

大連訪問(その1)