地元で一杯

2006年5月28日 (日) ─

 木曜の晩遅くに地元に帰ってきたのだが、家では急な帰宅ということで、「エーッ、もう、ゴハンないよ!。」の一言。

 ウーン?、11人家族の我が家では、いつも大量に作るはずなので、「何もない」状態はありえない。

 「めんどくさいんだな...きっと。」と読み切ったが、それならまだ開いてるお店に行ってみることにする。

 奈良町の小さなお店。カウンターには常連さんがいつも集ってる。

 のれんをくぐると、そこにはママさんのやさしい笑顔。ママさんも偶然に「ヒロコ」さん。「身体には気をつけてね。」とねぎらいをいただきながら、「これとこれ!」と、カウンター上のおいしそうな小料理をいくつか指差し、芋焼酎をグイッ。

 ここには、浪人中に偶然訪れて以来、時々顔を出す。あの、苦しかった時代からお世話になっている。ふと、あのころを思い出す。

 明日香に住まいする支援者の方に初めて連れてきていただいた。当時支えてくれていたヤスと、三人でこの店に来て、しこたま飲んだことが昨日のようだ。

 ほろ酔い気分のところ、トシが迎えに来る。仕方なしに店を出ると、まだ少々、飲み足りない感じ。

 急遽、ユーターン。高天交差点を通り過ぎると、開いてた、開いてた。

 ここは、ご主人と奥さんのお二人ともに懇意にさせていただいている。もう、遅くにスミマセンと飛び込んで、四方山話で一杯。

 本日のおすすめをいただいて、そろそろ腹いっぱいになって帰る。

 地元でのこうした時間も本当に減ってしまったが、息抜きの瞬間でもある。また、楽しく訪れたい。

地元で一杯