告示二日目の大阪9区

2006年10月12日 (木) ─

 昨日は、参院へ予算委員会が移ったため朝より地元に帰る。奈良で諸件処理して、大阪9区へ。

 10日の出陣式には予算委で出られなかったのだが茨木駅前には1000人規模の聴衆を集めて、意気盛んだったとのこと。

 さて、二日目の9区の応援は、「桃太郎」から。阪急茨木駅までを練り歩き。候補者がマイクを握る間、「生声」で候補者の名前を張り上げる。

 手ごたえは、スゴイ。

 とにかく、年金問題はじめとする社会保障負担増が直撃している層が、大変な勢いで増えている実態。分厚い中間層が崩れだし、決して好きではない言葉だけど、「ワーキングプアー」と呼ばれる、働けど働けど豊かさどころか生活さえままならない層へと雪崩をうって移行している現実は、9区のような新効住宅地を選挙区とするところでさえも起きているのである。

 この選挙の争点を「北朝鮮」とする声もあるようだが、国民の関心は「暮らし」により重きを置いている。この皮膚感覚は、大事だ。

 桃太郎は、最後に駅前での演説会。同期の、高井美穂、市村浩一郎、一期生の北神圭朗、大串博志、森本哲生らと候補と順次演説(敬称略)。

 人の演説を聞くのはいいものだ。非常に勉強になる。また、ビラ配りもこれもまた、勉強になる。ビラ配りの姿や、演説を聴くとその人が地元でどんな選挙をやってるかが、だいたいわかる(気がする)。

 フーン、そうなんだ、フムフム、と納得しながら候補者と一緒に通勤帰りの皆さんにご挨拶。

 自分の選挙の時には、と常に想定しながら気づいたことをビラ配りに参加していたヒロコと確認しながら、選対に張り付いているトシに伝える。

 トシは、苦笑しながら「よう、わかってはいるんですがねぇ...」と答える。選挙本番、最終最後にいろんなものが形になって出来上がっていく。もう一日早く、もう三日早くこれができていたら...、ということが、往々にして起こりがちである。

 残り10日を気を引き締めていかねばならない。

 さぁ、今日は上京して、神奈川行くぞ〜!

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