修正決着!

2008年5月29日 (木) ─

 国家公務員制度改革法案、昨日急遽修正で決着し提出者と答弁割り振り、質疑者決定をして今朝から修正案の想定問答の作成を急ぐ。

 結局、民主党の質疑者は西村、答弁は松本行革調査会長に吉良、佐々木の両委員と僕。

 共産、社民からの質問取りのあと続けて内閣委員長室で自民、公明の共同法案提出者と打合せ。与野党の答弁割り振りを確認する。

 寸止めとは言え、ついこないだまでいつ当たってもおかしくない間合いで打撃を繰り返してきただけになんとも妙な気分。

 しかし割り切ってやらねばならない。なんせ、この後参議院での答弁も続く。

 委員会は公報上は午後1時からだったが、実際に開かれたのは午後3時20分。僕の答弁の出番は、西村代議士の質疑に対しての冒頭部分。思わず、「与党案に代表質問した私がこうして答弁席にいることに、言葉にあらわせないものがありますが」と語った。修正で折り合えなかった部分に対しての想いもいろいろあるが、これもひとつの政治決着だろう。与野党ともども答弁の歯切れは、良いとは言えない部分もある。

 水面下での修正協議の間、言えなかったこと、書けなかったことたくさんあった。空振りや肩透かしにあった、と思われた記者さんがたには申し訳ない思いだ。でも、言えないことは言えないし。

 フルコンタクトの可能性も秘めた寸止め代表質問で始まった委員会審議は、いつの間にかカンフー試技答弁で終わった。

 後は、じみーに法理論で詰めた同意人事を武器とするかは国対に任せる。

修正決着!