住民の目線

2006年1月29日 (日) ─

 金曜日の本会議を終えて、夜に奈良に帰る。

 昨日は朝から会合等の出席、午後は「シビックミーティング」や「天下国家を語る会」、そして市議の新年会等で予定はいっぱいだった。シビックミーティングは席が足らず、立ち見の方で会場からあふれ、大盛況。席のなかった方には本当に申し訳なかったが、多くの方の参加、ありがたい。

 月曜日は、朝8時から予算委員会の民主党打合せと9時から予算委員会。今日中に上京しなければならない。

 じっくりと地元に腰を据えて活動できないことにあせりを感じるが、予算委員を拝命いただいた以上、覚悟のことではある。

 そして、今日はとりわけ、耐震偽装で被害を受けておられるグランドステージ川崎大師での施工業者である太平工業と住民の現場確認が行われるということで、朝よりグランドステージ川崎大師に向かう。

 住民の皆さんの不安は大変に大きいし、26日の予算委員会質疑でも質したように、今回の補正予算措置というのはどう考えても「行政の責任」をあいまいにしたままのものでしかない。

 政府は「一義的に責任がある」としながらも、本当に「責任」を語るなら「補償・賠償」としての責任の取り方を明確にさせねばなるまい。また、国と地方の責任分担割合についても当然ながら明らかにしていかねばならない。

 こうしたことを置き去りにして、いわゆる「つかみ金」を渡そうとする政府のでたらめな対応には、グランドステージの住民の方々は、本当に不満を持っておられる。

 どこまでお役に立てることができるかわからないが、同じ目線で取り組むことを忘れてはならないと思っている。

 新幹線で東京に向かいながら、「自分がここ(国会議員)にいるのは大きな使命があるからだ」の想いをかみ締める。

 選挙区の皆さんの声を代表する立場であるが、困っている人のために働くのが、政治。

 今日は、神奈川の川崎の皆さんの元に駆けつける。

住民の目線