代表選挙を終えて

2009年5月17日 (日) ─

 国会議員投票による代表選が決した。鳩山新代表の選出。これで、新たなスタートとなる。

 自らの一票は、岡田候補に投じた。15日夕の記者クラブ討論、有楽町マリオン前の立会演説、そして昨日の両院議員総会での政見スピーチとディベート、これら一切を踏まえて最後に判断した。「新しい民主党」というその言葉に、賭けた。

 先週月曜日。小沢代表辞任表明の会見を見届け、すぐさま電車に飛び乗って千葉の野田さんの下へ向かった。昨年8月、果たせなかった想いを遂げるべき、貫くべきと出馬を求めた。

 しかしその後、野田さん自身は岡田支持を表明された。

 僕自身は、マスコミからの再三の問い合わせに対し、候補者が確定してからしっかりと政見を聞いて判断したいと、応えてきた。鳩山、岡田、という構図以外に若手からの出馬というかたちで第三局を打ち立てることはできないか、との模索もギリギリまでやった。

 また、しっかりと国民の声に耳を傾けることはできないか、と総支部単位での「意見集約」を同僚議員に呼びかけたりもした。

 あらゆる意味で、開かれた「新しい民主党」という姿を国民に示す大きなチャンスだと思っていたのだが、果たしてどうだったかは国民の皆さんの判断にゆだねる以外にない。

 選挙後大急ぎで会館に戻り、インターネット電話でシビックミーティング会場とモニター生中継。会場の向こうとこっちで、いつものように質疑応答。僕のいない会場に、たくさんの方々が集まってくださって代表選挙での僕の行動と結果総括に関する説明に耳を傾けていただく。

 1区総支部の党員サポーターの意見集約は岡田対鳩山で3:1の結果だったが、鳩山代表選出について会場の皆さんの反応は思いのほかあたたかい。

 とにかく一致団結して、がんばれ!の、声が圧倒的だった。政権交代への期待感がまだまだ強いということだと思う。

 代表選投票結果の「124対95」という数字は、おそらく世論とは大きくかけ離れていることだろう。

 今後僕たちは、この世論と永田町の意識の「ギャップ」を埋めていく覚悟と決意を示していかなければならない。言葉を尽くして、選挙区や全国の皆さんに示していかねばならない。そして当然、それは鳩山新代表の発信力に基づくものによる。リーダー鳩山さんのメッセージ力に大いに期待する。

 そして僕は、与えられた立場やあるいは担うべきと信じる役割の中で、全力で鳩山代表を支え、必ず政権交代を実現する。

 決すれば、いつでも僕に、迷いはない。月曜日から、また全速力で走り出す。

代表選挙を終えて