世界ジャンボリー

2015年7月30日 (木) ─

 昨晩は、山口県きらら浜で行われた、第23回世界スカウトジャンボリーの開会式に議連の一員として出席した。

 私が奈良第12団に入り、スカウト活動を始めたのは小学校3年生の頃。カブスカウトからボーイスカウトに進み、様々な奉仕活動を行っていたが、スカウト活動のメインイベントはなんといってもキャンプ。夏休みには毎年、柳生までキャンプに行き、テントやかまどの設営など、仲間と腕を競い合ったりしたものだ。

 そんなキャンプ活動の中でも「ジャンボリー」と称される4年に一度のスカウトのキャンプ大会は、別格であこがれでもあった。

 そして、小5の時、とうとう世界ジャンボリーが日本にやってきた。世界中のスカウトが一堂に会するということで、当時のスカウト界では一大事。実に44年前のことである。

 ボーイスカウトになりたてだった私も、参加ではなかったが富士山の麓、朝霧高原に見学に行くことができた。天皇陛下が当時皇太子殿下としてご来臨されているのを遠くから拝謁した。おそらく初めて、直に皇室の方を見ることができたときだった。人類初の月面着陸を果たしたアポロのアームストロング船長はスカウトたちの激励にテントを回っておられ、その場面に遭遇し、握手してもらい感動したのを覚えている。

 大会中に台風が襲い、雨は上がったものの、ぬかるみの中、テントから這い出してきた泥まみれのスカウトの姿を見て、大変そうだなーと思ったが、彼らはいっこう気にしてる様子もなく、不思議なくらいに陽気で楽しそうでもあった。

 日が暮れるとあちこちで、ギターなどが奏でられ歌声がこだましていた。「相互理解:For Understanding」をテーマに掲げた世界ジャンボリーは、大阪万博の翌年でもあり、世の中は、成長と平和を享受する喜びにあふれていた。

 そして44年ぶりの世界大会、参加スカウト34000人、150の国と地域から。お祭り気分は、昔と変わらずで、汗だくになりながらも楽しげな彼らの姿を見ているとこちらまでがワクワクした気分になれる。

 今回のスローガンは「和: a Spirit of Unity.」。44年ぶりの世界大会のテーマは、なにやら時宜を得たものでもあった。

 残念ながら、開会式だけで会場を後にしなければならなかったが、子どもの頃の感動が、少しだけよみがえった。

世界ジャンボリー