インターンの成果発表会

2008年5月12日 (月) ─

 奈良事務所でがんばってくれた春のインターン生たちは、新学期を迎えて皆それぞれの学校に戻っていった。若者のある種傍若無人な、そして時には活力を感じさせてくれた笑い声や奇声が消え静けさを取り戻した事務所は、心なしかひっそりとしている。

 そんな中、3月末のシビックミーティングを主催してもらって以来、久しぶりに全員が事務所を訪ねてきてくれた。インターン生が取り組んだ春の活動の成果報告会だ。

 奈良事務所のインターンたちは屋外活動の朝立ちやビラまきポスター貼りと多岐にわたって活動をこなしてくれた。そんな彼らの活動の中で、選挙区内におけるさまざまな調査を施してくれそのまとめを立派にプレゼンテーションしてくれた。併せて、彼らなりのポスター案の披露まであり、「まぶちすみお」の広報戦略まで考察してくれた。学生らしい、素朴で感性に富んだ意見は新鮮そのものだ。

 終了後事務所スタッフとインターンでメシ食いながら、選挙が延びたようだよね、と話していると「来年の1月までなければ、二十歳になってます!」と選挙スタッフへの志願するものあり。頼むよー!と言いながら、頭の中では「でも案外すぐあったりして」と巡る。ま、タイミングは読めないな。コツコツとがんばるしかない、と皆に伝える。

 インターンの立派な成果報告書は、事務所にとっては部外秘の大変重要なデータだ。よくこれだけ、足を使って調べ上げてくれたもんだ。ルーチン業務を抱える、うちのスタッフではどれだけ時間がかかるか見当もつかない。やはり学生の馬力と機動力あってのもの。心から感謝している。

 こうした誰も気がつかないような、あるいは面倒くさがってやらないような基礎データを地道に集めて、それを基に選挙戦略を立てるのが僕のやり方。大いに役立つ。

 もしこれが功を奏すようであれば、県内全域にも展開したいくらいだけど県内全域にインターンを配するのは無理だよなぁ。

インターンの成果発表会